- 2024.02.25
- 塗れない屋根材にご注意を!【ニチハ パミール】【旧松下電工 レサス】【クボタ コロニアルNEO】
皆様は塗装できない屋根材をご存じでしょうか?
屋根リフォームには、屋根塗装や屋根葺き替え工事、屋根カバー工法などがありますが、
屋根材(スレート屋根)の中には、塗装できない屋根材が存在します。
1990年から2007年前後までに製造・販売されていた塗装できないノンアスベスト屋根材で、塗装できない理由は耐久性に大きな問題があり、現在製造中止になっています。
このような製品が使われた背景としては、当時、有害な建材と認定されたアスベストに代替できる製品開発が急がれており、長期使用の検証が不十分なまま採用されたことが原因と考えられております。約12年~24年前の主流建材ですから、現在もパミール屋根の住宅が多く見られます。
代表的な例
ニチハ”パミール”
旧松下電工”レサス”
クボタ”コロニアルNEO”
強度不足や端部のミルフィーユ状態など、塗装できない理由は様々です。
こういった屋根材には①葺き替え工事 ②カバー工法のどちらかをおススメします。
①今の屋根材をすべて降ろし、2次防水層(ルーフィング)を敷きなおし、1次防水層(屋根材)を葺き替える方法
メリット:建物に合ったデザインを選べる デメリット:旧屋根材を処分するため産廃処理費がかなり高額になる
②現状の屋根材(カラーベスト)から棟(むね)板金やケラバ板金などを外し、2次防水層(ルーフィング)を敷きなおし、1次防水層(屋根材)ガルバリウム鋼鈑でカバーする方法
メリット:旧屋根材はそのまま乗せたままにし、棟板金など産廃処分材がかなり抑えれるので費用が抑えられる
デメリット:どのメーカーを選んでもデザイン的には似たようなものになってしまう
まず重要なのは専門家にしっかり見てもらうのが一番です。
ぜひ一度、あおぞらペイントにご相談ください。
参考資料
【ニチハ”パミール”】
【旧松下電工”レサス”】
【ケイミュー”ROOGA”ルーガ】
【アイジー工業”スーパーガルテクト】
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